5月下旬、ニセコ町は春のシーズンが始まる。
ニセコ町には、ニセコフットパスコースがある。
スタートはニセコ町駅前温泉綺羅の湯から。
駅裏の踏切を渡り、有島記念館周辺まで歩く、
いわゆる「文学の道コース」を巡る6キロほどの道のりである。
尻別川沿いを歩き、「親子の坂」という急峻な坂道を登る。
春の親子坂は道が雪融けで湿っているため滑りやすいので注意。
道に咲いているカタクリやエゾエンゴサクに出会うこともある。
道を上がり切ると、羊蹄山のすがたを望む事ができ、ロケーションとしては、
絶好の写真ポイントである。
程なくして畑の真ん中の道を歩く。
見渡せば限りなくひろがる、
ニセコの大パノラマに驚くであろう。
小川に咲くエゾノリュウキンカ、水芭蕉をみながら遊歩道を巡る。
他には、、、
畑の匂いや鳥のさえずり、やわらかな春風吹く温かい空気が肌を伝わる。
全身で自然の恩恵に触れながら、自然の音に耳を傾け、今だけの季節を散歩する。
ゆっくりとした時間を過ごす、スローな休暇もイナカで遊ぶ醍醐味といえよう。
まちなかを散歩し、帰りに温泉という贅沢なメニューを過ごしてみては。
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